第554話「大将赤犬」

●「華麗なるスパイ」というドラマを見ていて思ったのですが

杏は、ちょっとルフィ顔ですよね。

性別からして既に違うんだけど、

なんか顔がルフィっぽいように思うのです。



赤塚不二夫展:悟空も「シェー」

http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/manga/20090821/



シェー・一覧

http://www.fujio72.com/slist.html



・・・残念、鳥山先生があるなら尾田先生もあるかとか思ったのですが。



ルフィのシェーは手足が伸びまくりで

シェーだかなんだか分からなくなるからかな。

・・・いや、別に、伸ばしてない状態で描いたらええやん。



●サボリマサボリマの実を食べてるんで

ちょっとサボり魔なところがある私でしてですね、

5話振りの更新となります。



・・・いや、ゴロ悪いなその実。もっとスッキリさせてくれ。



ボリボリの実を食べてるんで

ちょっとサボり魔なところがある私でしてですね、



・・・え、そこ取るの?

かゆそうで嫌だわ。氷川きよし来るわ。



サボサボの実を食べてるんで

ちょっとサボり魔なところがある私でしてですね、

5話振りの更新となります。



「今後一切更新をしない」(つまり「週刊ワンピース」終了)

ってことになったら、そのときはそう書きますので、

そうでない限り、いくら間が空いても

ただサボってるだけだと思ってください。

終わったわけではないと。



しかしまあ、こうして休んでる間のワンピースは

ほんといろいろ、なんか、すごいことになってますね。

ほんとにワンピース読んでてよかった、と思えるような。

次号が楽しみでしょうがないわ的な。

主要キャラ総出演で総行動で大騒動で、もうなんか、すごいね。



今まで顔が隠されていた、

大将「赤犬」の顔が全部出た。

「青雉」が松田優作

黄猿」が田中邦衛だったけど

赤犬」は誰なのだろう、と思ったわけです。

顔の下半分しか見えてないときには

遠藤憲一かなとか思ったんですが

こうして全部が出てみると、アレかな、地井武男かな?

前の2人ほど、明確じゃないけども。



地井武男みたいに、「ちい散歩」みたいな番組やろうか。

「いぬ散歩」。

・・・なんか普通だな。いたって普通の散歩だな。

普通の昼下がりのマダムの1コマって感じだな。

赤犬「わんわん! 今日は姫路に来ているんだわん!」

・・・ん? そんなしゃべり方しないの? ああそう。

赤犬「こちらが、あの有名な、世界遺産にも登録された、お城です。

いやー、さすが、立派なお城ですねえ。

こうして燃えてなければ、もっとよかったんですけど」

・・・能力発動しちゃったの!? なんで!? おとなしくしとけお前!

赤犬「跡形もなく燃え尽きたわん!」

かわいく言ってもダメー!!



白ひげの一番隊隊長マルコには、どんな物理的攻撃も効かない模様。

あの大将黄猿の攻撃さえも効かない。

どうやったら倒せるのかなあと考えたら、

ボア・ハンコックに行き着いた。

いや、白ひげさんほどの方ともなれば、この激戦の最中に

「ハンコックかわいいなあ」とか思ったりするわけもないんだけども

マルコは意外とそんなこと思ってたりして、

普通に石化されてしまうのではないかと。

・・・いや、そんな人に、「隊長」なんて役職務まらないかな。

でも、二番隊の隊長(つまりエース)は、急に寝たりもするしなあ。

なんかそういう、ちょっと抜けたとこがあるのかも。



さてしかし、これだけの大騒動は、いったいどうやって収束するのだろうか。

例えば、白ひげが捕まるであるとか、

白ひげが海軍を蹴散らしてエースを連れて逃げるとか、

いやそこはルフィが現場に向かってるんだから

やっぱり主人公らしく何とかしてしまうんじゃないかとか、

いろいろ考えたんですけどね、

意外とこれ、最大のキーマンは、バギーなんじゃないかね。

今いる主要キャラ(一般海兵とかは除いて、名前の与えられてるキャラ)の中で

一番弱いというか役に立たないというか、

そんな風に思われてるっぽいバギーが、

実は意外と、ものすごい大活躍してしまうんじゃないかね。

「実力で」じゃなくて、「運で」みたいな感じで。

要は、「ラッキーマン」的なことですよ。

「あれ、なんか、気づいたら、黄猿が倒れてる!」とかね。

そんな感じで偶然、エースを助けることができる。

それで

バギー「海軍対白ひげがどうなろうが、知ったこっちゃねえ!

とりあえずなぜかエースが助けられたんで、

こいつ連れて逃げるぞ麦わら!!」

ルフィ「・・・あ、ああ!」

脱走囚人達「やっぱりバギーのアニキはすげえっす!!」

ってなって終わり。

実際のところ、白ひげと海軍がどうなったのかは分からないまま。

詳細はまだ描かれず、「いったいどうなったんだ?」と

読者に思わせる終わり方。

もしくは、バギーが手だけこっそりフワフワ移動して、

エースの手錠をこっそり外すとか。

とにかくなんらかの形で、バギーが重要な役割を担うのではないかなと。



ショーズ(小さいオーズなので大ズじゃなくて小ズ)も出てきたし

七武海も動き出しそうだし、

やはり来週以降も楽しみなのであります。



・・・まあ、次の更新がいつになるかは分かりませんけどもね。

需要はほとんど無いんですが、できる限りボチボチ続けていきたいと思います。

第549話「出撃の艦(ふね)」

●「ドラゴンボール」が、今、「ドラゴンボール改(かい)」として放送されている。

ワンピースも何十年か後に「ワンピース改」として放送されるとしたら、

それはいったい、どのエピソードだろう。



・・・いや、空島だろう。「ス改」だったら。



●ネット上をさまよっていたら

ワンピのアニメのボア・ハンコックの声優が

決まったという話に出くわした。

普段、アニメは(ワンピも含め)見ないので、

声優の名前を言われても分からんなあ。

と思いながら見てみたら、三石琴乃だった。

・・・ミサトか!

葛城ミサトだな。

いや、エヴァンゲリオンだけは激烈に分かるのです。

世間の評判のあまりの高さに、

試しに再放送見てみたらハマったクチ。



ニコ・ロビン赤木リツコだけど

ロビンとハンコックが一緒のシーンって無いからなあ。

「ワンピースなのにリツコとミサト」みたいなことは起こらんわなあ。



基本的にアニメは見ませんが、エヴァとワンピだけは語れます。

つまり「パターン青! キジです!!」ってことです。

・・・何か分からん。混ぜるな。



●扉絵連載。

フランキーの話が、第2話にして最終回。

軍の凄腕科学者「ベガパンク」の生家を見つけた。



これは、アレじゃないか?

ここからフランキーが「すごいもの」を見つけ出して、

それを自らの体に取り付けるんじゃないかな。



フランキー「ルフィーーー!!」

ルフィ「おおー!! フランキー!!!」

フランキー「ちょっと聞いてくれ、ルフィ!」

ルフィ「どうした!?」

フランキー「俺、すごくなったんだよ。すごい装置が付いたんだよ!」

ルフィ「な、なんだ!? どうなったんだ!?」

フランキー「今までは、腹の冷蔵庫にコーラが3本しか入らなかったんだけど、

改造をして、4本入るようになったんだよ!!」



・・・・・・たいしたことねぇー!!!



なんだそのリトル変化。もっとデカい変化あれよ。



・・・じゃあ、キムコを入れるスペースが出来た、とか。



・・・いや、それもヘボい。ていうか冷蔵庫から離れろ。



●本編。

ティーチの部下のラフィット(暴力保安官)は、

多少「カリカ」(吉本の若手お笑いコンビ)の

家城っぽいのかも知れないなと思った。



●ルフィが係長に言ったよ。

「芋洗って待ってろ」って。

・・・ん、会話の相手は係長じゃないの?

R-1ぐらんぷり的なことじゃないの? ああそう。



実際は海軍に対して「首洗って待ってろ」(を言い間違えた)と

言ったということなのだけども

実際問題、そこまで辿りつく物理的な方法が無い。

海流と門の問題がある。

そのへんがどうクリアされるのかは気になるな。

青キジあたりが手助けでもしてくれれば簡単なのだけど。



海流は、ジンベエが操作できそうな気がする。

ただ、門はどうやって開けるか。

イナズマがチョキチョキ切って開ける、ぐらいしか思いつかない。



●脱獄の主犯は、ルフィとバギーということになった。

まあ、海軍本部としても、「七武海の裏切り」は

メンツに関わるので公表できないというところだろうか。



これでバギーの懸賞金は跳ね上がるのだろうか。

いずれにしてもこの件は、新聞で全世界に報じられることだろう。

ということは奴らもそれを目にするはず。

「アルビダーズ」も。

「インペルダウンにいる以上助けようがない」と

言って去ったアルビダ一行。

まさか自らの力(もっとも、実際はルフィやジンベエの力が大きいのだけど)で

出てくることになるとは思っていなかったことだろう。

こうして出てきたということは、つまり彼女たちも

バギーに会いにエースの処刑場にやってくるということかな。

アルビダも、ルフィに好意持ってるからなあ。

エースを巡って大変なことになってる現場で、

エースと全然関係ないことで

アルビダとハンコックが争うことになるかもしれない。

サンジからしたら「いいなあ、テメェ、あんな美女2人に

取り合いされるなんて」という感じだろうが

当のルフィ自身には全くその気が無いので、不毛な戦いではある。

ロングヘア同士の戦いだけど不毛。



●ジンベエが、「ルフィには、アーロンに関して

感謝と謝罪の気持ちがある」みたいなことを思っていた。



そういえば、「ジンベエが七武海入りと引き換えに

アーロンを解き放った」という話があって、

アーロンがあれだけ凶悪ならば

ジンベエというのはどれだけ凶悪なのだろうかと思ったものだが

実際は特に凶暴性も見られない。



アーロンが倒されたことを「俺のかつての部下を倒してくれるとは

ナメたマネしてくれんじゃねえかこの野郎」とか思うわけでもなく

むしろ感謝をしているという。



いったい、ジンベエとアーロンの関係はどういうものだったのか。

そこも非常に気になる。



●クロコダイルがジンベエに

「サメを呼ぶことが出来るとはな」と言っていた。

この一連の会話を見ていて、

つまり「クロコダイルは、元・魚人」ってことなのかなと思った。

「ジンベエはジンベエザメが呼び寄せられるんだな。

でも同じ魚人である俺は、

ワニを呼び寄せたりは出来ないんだ。お前すげえな」

って言ってるように見えた。



「元・魚人」というのはどういうことかというと、

これはイワンコフが言ってた

「私はクロコダイルの弱みを握っている」ってのに

つながるところで、

イワさんの力で今は「魚人らしさ」が全く消されているということ。



クロコダイルは元々マジメな良い子だったのではないかな。



クロコダイルがジンベエに「魚人なんて粗暴な人種だ」と言っていて

ジンベエも「それは否定できん」と言っている。

そんな粗暴な人種の中に生まれた、

おとなしいマジメな子、それがクロコダイル。

そんな中にいては、当然イジメられたりもする。

そして「はっちゃん」の件でも分かるように、

魚人は人間からも差別を受けている。

つまり「弱い魚人」というのは、

魚人からも人間からも蔑まれるという、

非常に辛い日々を過ごすことになるわけだ。

顔の傷や、左腕の先端が無いのも、

ひどい仕打ちを受けたからなのかも知れない。



そんな時にたまたま出会ったエンポリオイワンコフ。

そしてその能力を知ったクロコダイル。

そこで頼む。

「俺の体を屈強にしてくれ!!」

「顔も強面(こわもて)にしてくれ!!」

「人間に魚人だと気付かれないような外見にしてくれ!!」



それを手に入れたクロコダイル。

もうイヤだ。

あんな日々はもうイヤだ。

もう何もされたくない。

そのために、彼は変わっていった。

凶暴性が増していった。

誰からも、何もされなくなるために。

自分が上に立つしかないと、そんな日々を過ごした。

本来の自分とは違うけれど、そうするしかなかった。



誰も信用できない。

どうせ誰もが自分をバカにする存在。

だから誰も信用せずに生きてきた。

それは第203話(第22巻)のクロコダイルのセリフ

「全てを許そうニコ・ロビン

なぜなら俺は最初(ハナ)から誰一人信用しちゃいねェからさ」

からもうかがえる。



そしてそのまま今に至る。

生まれて今まで、一度も、誰も信じることなく。

悪の限りを尽くし、強がってきた。

自分を守るために。



「白ひげの首を取る」なんて大胆なことを言ってはみたが

結局叶うことも無く瀕死の状態に。

トドメをさされるその時に、助けに来る男が一人。

「なぜこの俺を助けるようなマネを・・・」

「殺されかけてんのに、ほっとけねえだろうが」



クロコダイルは思い出す。

アラバスタで、自分が「ビビなんて厄介な女、

見捨てておけばいいものを」と言ったことを。

そしてそれに対してルフィが

「死なせたくないから”仲間”だろうが!!」と言ったことを。



「死なせたくないから仲間」・・・。



そんなことが何回も起こり、クロコダイルの気持ちが変わっていく。

いや、「変わっていく」というよりも

「本来の自分に戻っていく」なのかも知れない。



結局2人で力をあわせても、白ひげには到底かなわず。

しかし2人とも、とりあえず死なずには済んだ。



「海賊王」に一番近いと言われる男の圧倒的な力。

ミス・ゴールデンウィークの力により、

クロコダイルが昔抱いていた夢が「海賊王」だったことは判明している。

しかしクロコダイルは戦いの中で気が付いた。

自分より、ルフィの方に、その素質があることを。

そして、ルフィがそれを実現するための手助けをしたいという

生まれて始めての「こいつを信じて付いていきたい」という気持ちが芽生えていた。

一方ルフィはルフィで、自身の「野生の鼻」(第425話のナミのセリフより)で

クロコダイルから、何かを感じ取っていた。



それで結局、ルフィの仲間になる。

ロビン「・・・またあなたと組むことになるとは思わなかったわ」

クロコダイル「・・・俺もだ」

ロビン「・・・どうして?」

クロコダイル「・・・自分でも不思議なんだがな、

あいつなら信用してもいいのかも知れないと思えたんだ・・・。

生まれて初めてなんだ、こんな気持ちは」

ロビン「・・・それは私が保証するわ。彼らは信用できる」

クロコダイル「・・・」

ロビン「・・・彼らは信用できるのは事実。でも、私はどうか分からないわよ?」

クロコダイル「・・・ああ、許してもらえるなんて思っていないさ・・・」

ロビン「・・・」

クロコダイル「・・・」

ロビン「・・・・・・・」

クロコダイル「・・・・・・・」

ロビン「・・・全てを許そうクロコダイル。

なぜならあなたは仲間だからよ」

クロコダイル「・・・!」

ロビン「・・・ルフィがあなたを仲間って決めたんでしょ?

だったら信じるしかないわよ」

クロコダイル「・・・」

ロビン「・・・歓迎するわ、全員で」

クロコダイル「(・・・サラッ)」

ロビン「・・・消えたっ!?」



数分後



ルフィ「おーい、ロビン」(何か食べながら)

ロビン「なあに?」

ルフィ「さっきな、向こうの方で

クロちゃんが一人でたそがれてたんだよ。なんだろうな、アレ」

ロビン「・・・便利な体ね。体を砂にして瞬間移動できるなんて」

ルフィ「・・・ん?」

ロビン「いいえ、なんでもないわ」

ルフィ「なあ、アレって俺がクロちゃんとか呼んだから怒ってんのかな。

今は声かけない方がいい状態なのかな」

ロビン「・・・そうね、声はかけない方がいいと思うわ。

声をかけても、また逃げるだけだと思う」

ルフィ「・・・”また”って?」

ロビン「・・・いえ、でも安心して。怒ってはいないと思うから」



一方その頃、アラバスタ王国



イガラム「ビビ様! ビビ様! 大変です!」

ビビ「なあに、イガラム、そんなに慌てて」

イガラム「(・・・あ、そういえば、

ビビ様はオールサンデーが

ルフィ君の仲間になっていると知ったときも

そんなに驚いてはいなかったな。

今回のことも、ビビ様にとっては

さほど大変なことではないのかも知れないぞ・・・)」

ビビ「どうしたの?」

イガラム「(でもお伝えしないわけにもいくまい。一応お伝えしておくか)

あのですねビビ様、クロコダイルがルフィ君の仲間になったようなのです」

ビビ「・・・・・・えええー!!!!?」

イガラム「・・・驚くんだ!? これはさすがに驚くんですねビビ様!」

ビビ「・・・まさか、クロコダイルまでとは・・・。

ルフィさんはやっぱりすごいわ・・・」





・・・と、こんな展開はどうだろうとか思ったのだった。



文字にしてみたら思ってた以上に長くなって

入力するのに思ってた以上に時間かかって

月曜日の内に掲載できなかったのでした。



●次週は休載。残念。

第548話「ありがとう」

ダウンタウンDXに出ていた西川ヘレン西川きよしの嫁)を見ていて

なんか、イワさんっぽいなあと思ったのですよ。

見た目だけじゃなくて、迫力とか、雰囲気とか、総合的に見て。



●扉絵連載、今週はフランキー。

サイボーグ動物に追っかけまわされるサイボーグ変態の巻。

ライオンとかゴリラがいた。

サイとかいてもよさそうなのにとか思ったり。

さすがにベタすぎるか。

サイボーグでサイはベタすぎるか。



●本編。



最近、YUIのニューシングル「again」を聴いとるんですよ。



・・・えー、全然関係ない話を始めちゃったよこれ。

今、ワンピースの話をしてんじゃないの?



・・・いや、まあ、そうなんですけどね。

その歌詞。



進むために 敵も味方も歓迎じゃん

どうやって次のドア開けるんだっけ? 考えてる?

もう引き返せない 物語始まってるんだ




・・・まさにこれですよね。最近のワンピース。

インペルダウン脱出のために、

かつての敵だったクロコダイルとも協力してきた。

もはや引き返せない。進むしかない。

でも、ドアがあるんだ。

すごいドアが。

屈強で、巨大で、簡単には開けられない門が。

さあ、どうする? これ、どうするよ?



上の歌詞の、直前の部分。

それが今週のお話だったのかなあ、と。



優しさには いつも感謝してる

だから強くなりたい (I'm on the way)












・・・いやー、今週は、いい話でしたね。

いや、だって、先週、カラー見開き扉絵で

「9人衆」を描いたところですよ。

この9人で脱出するものだと思ったら、いや、ねえ。





ただ、まだ完全に進路が断たれたわけではない。

まだインペルダウンには、ティーチ一行(シリュウ含む)がいる。

そして、マゼランが乗ろうとしていた船がある。

ティーチに、ボン・クレーを助ける義理が無いといえば無いが

なぜか助けてくれたり、

あるいはうまいこと船に潜り込んだりして、脱出できるのかも知れない。



オカマ畑が、豊作であることを祈るばかりだ。









少なくとも、ティーチがアレで出番終わりとは考えられないので

まあそのへんの何かは描かれるのでしょうね。



しかし、ティーチが、これでまだ七武海の座にいられるとは

さすがに思えない。

クロコダイル同様、剥奪されるのだろう。

脱獄に手を貸したジンベエも、無理だろう。

バーソロミュー・くまも、黄猿からルフィたちを逃がすようなマネをしたことで

剥奪されるかも知れない。

ルフィがエースの処刑場に行ったら、

そこにいるハンコックもルフィ側に付いて剥奪されるか。

・・・スカスカになるなあ、七武海。

第547話「島破り」

第536話の感想で書いたこと。



>イナズマ

>服とメガネと髪とが、綺麗に白と黒に分かれてる。

>もっとも、ページが一色刷りなので、

>「白と黒」なのかどうかは分からない。

>黒に見えるところは、紺だったり深緑だったりするかも。

>まあ、全ては、来週の巻頭カラーで明らかになるかな。



しかし次の第537話の巻頭カラーでは、イナズマは描かれず。

それがこの547話で描かれました。



「白とオレンジ」でした。



そうか、イナズマだから稲妻の色か。



●本編。



イワンコ

頭ぶつけて

イワンコ



そんなお話。



一句詠むとはずいぶん素敵な初夏の夜更けですね。

・・・いや、分かんねえ。どういうことだよ。



・・・ん、まあ、頭ぶつけたことは、そんな重要なことではないんだけど。



ついに一行が、インペルダウンから出ました。

船も確保できてるし、いよいよエースの元へ向かえそうです。

ただ、インペルダウンには、まだティーチやシリュウの件も残っているので

このへんが描かれそうではあります。

マゼランがハンニャバルに「署長が出来るのはお前しかいない」って言ってたのは

この一連の騒動に命を賭けるつもりだったということだろうか。

自分が死ぬことを覚悟した上での発言なのだろうか。

ルフィたちには逃げられたので、シリュウティーチに対して最後に何かするのだろうか。



ジンベエはジンベエザメが呼び集められるのか。

その上に乗って、助かることが出来ました。



てことは、アーロンはノコギリザメが召喚できたのだろうか。

それは恐ろしいな・・・。ジンベエザメは穏やかだからいいけど。



じゃあ、あの人だったらどうなったのだろう。



ルフィ「海に落ちたら、俺たち死んじゃうぞ!」

バギー「どうすんだよ!」

ワカメ「任せて! 世界中のワカメ、ここに集いなさい!」

うにゃうにゃうにゃうにゃ

ルフィ「ワカメだ! ワカメが集まってきた!」

バシャーン!!!



・・・普通に落ちるやないか! 

そしてからまりつくばかりやないか!

背中に乗って助かるとか出来へんやないかい。

むしろからまって手足の自由奪われて余計沈むわ。



ていうか、その人、ワンピースに出てこねえ。サザエさんの人。

第546話「魚人海賊団団長”七武海”ジンベエ」

古田敦也「こんなに喜ぶんだったら」

女性陣「また、どこかへ連れていってあげたいなあって」

浅井慎平「思うよね」

バーソロミュー・くま「思います!」



ウソップ「・・・お前は思わんでいいー!!!」

サンジ「喜んでねえし!!!」



(元ネタ・CM「JAL 旅にアイデア 沖縄編」



●インペルダウンにいる犯罪者の何人が

「高校生じゃないのにMATCH飲んだ罪」で捕まった奴なんだろうね。

・・・ん、そんな奴いない? ああそう。



遊助上地雄輔)のニューシングル「たんぽぽ」の

カップリングのタイトルは「海賊船」っていうんだなあ。

ワンピース好きとしては、気にならざるを得ないタイトル。



オリコンのページによると、

ワンピース54巻は、

初動117万1143部で

コミックランキング初登場1位。

最盛期のときより弱まってる感じはあるけど

それでも今でも初動(最初の1週間)100万部越えてくる力。



「上半期コミックランキング」というのも発表されている。

1位2位がワンピース。54巻がどこまで食い込めるか。



「コミック シリーズ別」で見ると、こうなる。

53巻と52巻だけでなく、51巻以前の分のも含まれている数。



●先週の「週刊ワンピース」で、

「扉絵連載が今までどおり「全30話」とかになったら、

ルフィ以外の8人分全員で合計240話とかになって

えらい長いことかかってしまうなあ」と書きました。

そんな扉絵連載、先週はロビンの第1話でした。

今週は、ロビンの第2話でした。

そして、それは同時に、最終話でもありました。



・・・終わった! 短っ!



・・・いや、まあ、そら、そうだわな。

そんな、全何十話とか、やれないわな。



サンジは第2話の、上島竜兵だったら

「すいません、取り乱しました」って言いそうな状態で放置という状況。

来週がサンジの第3話なのか、別のキャラの第1話なのか、

「帰ってきたロビン」第1話なのか、「ロビン・リターンズ」第1話なのか、

そのへんは分からない。



ロビン編は、ロビンの前に革命軍が現れて終わり。

革命軍ということは、ドラゴンと会うことになりそう。

ガープが「ルフィはドラゴンの息子」と言っていたのを

ロビンは聞いているので、それは知っている。

ルフィが暴れていることを新聞で知ったドラゴンと共に

エースの処刑場に向かうということだろうか。



ただ、エースとドラゴンも、うまいこと行ってないんだよなあ。

エースが父親の「モンキー」ではなく

母親の「ポートガス」の方を名乗ってたりするぐらい。

これで、「エースとドラゴンに昔、何があったのか」、

ひいては「エースとルフィの母親」の話、が描かれるのだろうか。

いわゆる「過去話」。

ページの枠全体が黒く塗られるあのシリーズだ。

ベルメールさんであったり、ヒルルクであったり、

ニコ・オルビアであったり、鐘を鳴らして君を待ったり、

つまりそういうことですよ。泣ける話ですよ。

そういう話になっていくのだろうかなあ。



●本編。



ルフィが「マゼランと戦う術(すべ)」を手に入れる。

Mr.3が圧倒的に役に立つ存在であることが判明。

ロウでコーティングされたルフィの手足は

マゼランに触れても毒状態にならない。

ロウで固められた足でなら

どんな上の方蹴ってもローキックとかいうてね。

・・・それはともかく、マゼランも「そう来たか」というような表情。

ルフィも「(マゼランを倒す)考えがある」と言っていたので

これで解決するということだろうか。

いや、まだ何か波乱がありそうな気もするなあ・・・。



もっとも、そのMr.3が倒されてしまうことにでもなれば

何にも出来なくなってしまうのだけども。

獄卒獣が復帰しなければいいけど。



一方、クロコダイル、バギー、Mr.1、ジンベエは外に出るも

「海軍の船」が全部出航しており、つまり「奪う船が無い」状態。

逃げつつある船に、この4人が追いつく。

どう考えても、一介の海軍兵士たちで、

この4人に太刀打ちできるわけもない。

(海軍大将クラスでもいれば別だが)

ということで、船の確保には成功したと言えそうだ。



クロコダイル、Mr.1、ジンベエの3人が

「あの船を手に入れたのはオレだぜ」なんてことを

自慢するようなことはしないだろう。

しかしバギーなら「アレはオレが手に入れた」とか言いそう。

それで、この一件は全てバギーの仕業ということになり

その実力を買われて、ティーチの抜けた七武海の枠におさまる。

そこへかつての仲間たち(アルビダ含む)がやってくる。

「一緒にまた冒険に出ましょうよ!」と。

それで「俺にはやっぱりお前らが必要だー!」と

あっさり七武海の座を捨ててまた海に出ていくという、かっこいいシーン。

という展開はどうだろうか。

第545話「陽のあたるシャバへ」

●イナズマ「なんか、インペルダウンが大変なことになってますけども」

イワンコフ「顔がデカいからや!! 

俺の顔がデカいからインペルダウンが大変なことになっとんねん!!」

マゼラン「しかし俺はいつも下痢だな」

イワンコフ「顔がデカいからや!! 

俺の顔がデカいからお前は常に下痢やねん!!」


(※「FUJIWARA」というお笑いコンビの藤本敏史という人を

知らない人には、まったく分からないことを書いています)



はてなキーワードの「ハンコック」のところに

3つめの「ハンコック」として

ボア・ハンコックの通称」というのを足してみました。

今まで、映画の「ハンコック」と

実在する人物の「ハンコック」しか無かったんですが。

何か説明文を追加したい方は、ご自由にどうぞ。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CF%A5%F3%A5%B3%A5%C3%A5%AF



ニコ・ロビンを実在の人物で言うと誰かという話題の時には

栗山千明小雪の名前がよく上がるようで。

オリコンの調査(2007年2月という古いものですが)でもそうなっています。

個人的には「りょう」だと思っておりました。

ただ、最近「キシリトールガム」のCMの真木よう子を見て

一番ロビンっぽいかもとか思ったりしております。



●はい、ということで、6話ぶりの「週刊ワンピース」です。

ちょっとサボってしまいました。



しかしまあ、前の更新、つまり6話前の時点で、

今のこの状況がどれだけ予想できていたでしょうか。

いやー、いろいろと予想外のことが起こりまくっています。



「シリュウVSルフィ」になるものだと思っていたのに、そうならず。

まさかインペルダウンにティーチがやってくるなんて。

扉絵連載が、サンジとかロビンとか、「メンバー」だとは。



・・・などなど。



「今、ルフィ編やってるけど、全メンバーの話を書いたら

かなり長くなりそうだなあ」と思ってたのだけども

そうか、扉絵連載という手があったか。

ただ、「扉絵で描かれるのはサブキャラ」って思い込んでたんで

これは想定できなかった。まさかメインキャラが。

しかも、「サンジ編」が完結しないうちに「ロビン編」に入るという大胆編成。

毎週、誰になるかは分からないということか。

来週はロビンの2話目かも知れないし、

サンジの3話目かも知れないし、

他の誰かの1話目かも知れない。

意外と「クンフージュゴン」とかかもよ。

ていうか、「サンジ編」が、かなり大変な状態で放置されてるんだけど。



本編のルフィ編が完結するまでに、

全キャラの扉絵連載が完結する必要がありそう。

そうしないと、合流できないのでは。

いつものように「全30話」とかになると、

それがルフィ以外の8人分あるとしたら

240話分必要になる。

さすがにそんなになると、本編のルフィ編が完結してしまうだろう。

てことで、そのうち、上下に分かれて

2人同時進行になるんじゃないですかね。

んで、それでも追いつかなくなって、

上下左右4人同時進行になるんじゃないですかね。

・・・見にくっ! 

ていうか、木村拓哉全力坂みたいになっとるやないか。

それか、扉絵が8ページ。

・・・多いな!

TBSの半年に一度の特番か。DOORSか。扉多すぎるわ。



「サンジの地獄(カマバッカ)からお気を確かに」

「ロビンのひどい事するわ」

ってタイトル。

他のキャラのはどうなるんだろうか。



ゾロは、ペローナが一緒にいるから

「第451話 ペローナの不思議な庭」と同じく

「ゾロの不思議な冒険」とか「ゾロの不思議な日々」とか

そういう感じではなかろうか。



ウソップは「ウソップの命がけの大冒険」あたり。

でもやってることは、楽しくおしゃべりしたりとか、

お花を摘んだりとか、お花で首飾り作ったりとか、そんなんですよ。

何にも命がけじゃないんですけど、大げさにそんなタイトル。

んで、後で「いやー、ほんと、命がけだったぜ」とか言って、

チョッパーだけが「ウソップすげー!!」って驚く。



ナミは、謎の島で謎の男相手に暴れ放題だったので

「ナミのウサを晴らしたい」あたり。

一応天気の「晴れ」をかけておるのですよ。



ブルックは「ブルックの骨の折れる日々 ホネだけに!!」あたり。

あるいは「ブルックのせっかく久しぶりに仲間が出来たのにまた1人きり」とか。

・・・いや、重い重い。なんか重い。悲しい。



フランキーは「フランキーの変態も大変だ」あたり。

もしくは「フランキーの公園でパンツ脱ぎました」とか。

・・・はいそれダメ。なんとかニーズ事務所から集英社にクレーム入る。



チョッパーは、懸賞金が50ベリーなんで、

「チョッパーのゲッツ!1回50ベリー!!」でどうだろう。

・・・いや、それダンディ坂野のブログやないか。

もうちゃんと考える気、無くしとるやないか。



極端な話、ナミとウソップの話は、カットできるかなって気はしますよね。

「最終的にどうなるのか」が想像できるから。

2人とも「武器の強化」だと思うんですよ。

でも、他の6人は、何がどうなるのか

まったく分からないので、描かれる必要がある。

ゾロに関しては、1人じゃなくて、ペローナまで一緒にいるからなあ。

「ペローナがいる意味」が、すごい気になる。

まさか恋愛モードにはならないだろうけど。ゾロに限って。



●本編。



「シリュウはルフィと戦うことになる」んだと思ってたけど、まったくそうならず。

むしろ、「シリュウ VS マゼラン」になりそうな流れ。



んでまたこれ、予想外にティーチ一行がやってきて、

挙げ句シリュウティーチ側に付いたっぽい。



エースを倒すということをやってのけたティーチも

あっさりマゼランに敗れるという展開。

「数時間後に、俺たちはデカイことをするぜ!」

みたいなことを言ってたのに。



こうなると、後、考えられるのは、シリュウがマゼランを倒して

ティーチ一行も助けるってことか?

ティーチは、ルフィほど重度の毒攻撃を受けたわけではないっぽいので

解毒剤で普通に治るのかもしれない。

そうしないと、「ティーチたちがやろうとしていたこと」が出来ないからなあ。



マゼランに挑んだイワンコフ。しかしマゼランに敗れる。

・・・こうなると、クロコダイルがルフィにおとなしくついていく理由が

無くなってしまうのではないのだろうか。

クロコダイルが、おとなしくしているのは、

イワンコフになんらかの弱みを握られているから。

でもそのイワンコフが倒れたってことは、

その「弱み」がバラされることがなくなったわけで

クロコダイルがおとなしくしてる必要もなくなったってことになるのでは。



クロコダイルが一時的に仲間になって

「これで脱出を」ってなったときには、

ルフィがクロコダイルをまた上に向かってボコボコにして

そのまま地上に出るまで殴り続けて、それで脱出して、

横にいたコブラが「バカな・・・地上まで、

いったいどれだけの岩盤があると・・・」って言うのかなと思いましたよ。

・・・いや、なんでコブラ国王がいるんだよ。インペルダウンに。



そもそも、「クロコダイルの弱み」ってのが

なんだろうかなあ、ってのも気になる。

イワンコフがこのまま

(ワンピースという作品の特性上、「死ぬ」ってことはないと思うが)

普通に捕まったならば、そのへんは結局判明しないままになる。



実はどっかに妻子がいるとか、そういうことかね。

それを知られると、クロコダイルに恨みを持つ奴らが

その妻子に何かしないとも限らないので知られたくない、とか。

もしくは、実は「クロコ・D・アイル」という、「Dの一族」であるとか。



そのクロコダイルに「使えねぇカスが」と言われて

「ウィ」と答える、Mr.3。

・・・いや、そんな返事してねえ。

「カスが」って、そういうことじゃない。オードリーじゃない。

そんな「使えないカス」呼ばわりされたMr.3が、

最後ビシッと決めましたよ。結構使える奴でした。



こそこそと、電伝虫で何かを話す、インペルダウン関係者。

「本当に船を・・・!?」って言ってる。

つまり「インペルダウン周辺にある船を、全部沈める」ってことだろうか。

確かにそうすれば、ルフィたちに脱出の術はなくなる。

そうなる前に、船を確保しないといけないということか。



●最後、なんだかんだんで、

ルフィ、クロコダイル、ジンベエ、イナズマ、

イワンコフ、ボン・クレー、Mr3、バギー、

この8人が、無事に脱出を果たす。



ルフィが言う。

「見たか!! これが八武海の力だ!!」と。



第200話。

アラバスタでの、ルフィとクロコダイルの対決のシーン。

クロコダイル「格の差が俺とお前にはある。これが七武海のレベルだ」

ルフィ「お前が七武海だから何だ!! だったら俺は八武海だ!!!」

コブラ国王「・・・」(この男は何を言っておるのだ、という顔で)



これは実は、今回のための、前フリだったのだよ。



で、イナズマが、チョキチョキの実の能力で、

Mr.3の髪の部分を、横から、真ん中を縦に切る。

それを展開図のように広げると、「3」が「8」になるのだ。



ルフィ「まさに八武海だ!!」



おわり。



・・・なんだこのオチ。

ネタ画像

今週はワンピースが休載なので

感想を書くこともないのですが

代わりにmixiに載せてたネタ画像を再掲します。

2007年4月29日のmixiに載せてたものです。

ただ、「ネタ画像」とかいうわりには別に面白いわけでもなくて

むしろなんだかしんみりしてしまう代物ですが。



よくブログやmxiが「炎上」なんて言葉を聞きます。

我々ワンピースファンにとっては、「炎上」といえば

あの、ゴーイング・メリー号との別れの名シーンですよね。



・・・ということで、mixiとメリー号の「炎上」をあわせてみたものです。



もちろん「ゴーイングメリー号さん」は実在しませんし、

それにコメントしている人たちも実在しません。全てはネタです。



「炎上って、そういうことじゃないよ!」とツッコんでもらいたくて

考えた画像なのですが、いざ作ってみたら思いのほか、

なんかしんみりしてしまう感じになってしまいました。

やっぱり、いいシーンだったんだなあと、改めて思わされました。



元々は、もっと字の読みやすい大きさで作った画像だったのですが、

mixiに載せる際に自動的にサイズが変えられてしまいまして、

字が若干読みにくくなってしまっております。

ナミのコメント欄の字は「雪」です。

つまり要は、「あのシーンの再現」です。







・・・皆様それぞれの頭の中で、

この後に「ミニメリー号」のコメントがついて、

それを皆が喜んでいるとか、

そういう発展をさせてみるのもいいかも知れません。