「今週の感想」ではないけど、久しぶりに何か書く

●チョッパーさんが将来どうなるのかを考えてみた。
どんなことをするのかと。
このまま医学の勉強を続けていけば、
たぶんワンピース界の常識を覆す大発明に至ると思うんですよね。
すごい薬を開発してしまう。
どんな薬かといいますと、
悪魔の実の能力を無効化する薬」ですよ。
何が「常識を覆す」かって、
悪魔の実は基本的に1人1つしか食えないとされているわけです。
2つ食べると死ぬ。
なぜかティーチさんだけ2つの能力手に入れてるけど
それ以外の人は基本的に死ぬ。
でも、食べてみないとどんな能力かがわからなかったりするので
食べてから「ええ〜、こんな能力いらんわ〜」って思う人も
いるのかもしれません。
でももう食べ直すことは出来ない。
もう1個食ったら死ぬ。さあ困ったぞ。
そこで、チョッパーさんの開発した新薬
「アクマノミノノウリョクガムコウカサレール」の登場ですよ。
・・・何そのバッファロー吾郎みたいな名前。ゴロ悪いし。
これを食べるとあら不思議、食べる前の状態に戻るのです。
だから新たな実を食べることが出来る。
そうなると、例えばクロコダイルさんなんかが
またルフィの前に現れて
ルフィ「あ、お前、ワニの奴!
 お前が水に弱いってことはとっくに分かってんだ!
 ナミに雨を降らせれば、すぐに倒せるんだぞ!
 今更何しに来たんだ!!」
クロちゃん「・・・ふん、まだ俺がスナスナの実の能力者だと思ってるのか?」
ルフィ「な・・・何っ!? 違うのか!?
 ・・・まさか、チョッパーの薬を盗んだのは・・・」
みたいなことも可能になるわけ。
青キジさんも、「俺、こんなヒエヒエの実じゃなくて、
グダグダの実、食べたいわ〜」とか思ってるかも知れない。
・・・いや、もう既にグダグダだぞあの人。
敵の海賊であるルフィさんを前に
逮捕もせずにゴロンと横になってたりしたぞ。
あと、スモーカーさんが
「もう、煙(けむ)に巻かずにパスタ巻きたいわ〜」って言って
ハイハイの実を食べたりするかも知れない。いや、無い。
そんな感じでいろんな可能性を考えることが出来る。

まあしかし、新薬というのはちゃんと効くかどうか、
副作用がないかどうか、そのへんのことが分からない。
実験をしてみないことには。
治験(人体実験)の前にはだいたい動物実験をしたりするけど
動物愛にあふれるチョッパーさんは
動物がかわいそうだと、そんなことはしない。
何より動物の「おい、お前やめろや、
そんなわけの分からん薬飲ませるなよ、
いや、だから、やめろって!・・・やめろ!
やめろ!やめて!やめてください!うわーん!」という
動物の言葉が分かってしまうからいたたまれないのだよ。
ていうかそもそも、悪魔の実を食べてる動物自体がそんなにいないのだよ。
でも実験はしなければ。
そこでチョッパーさんは決意する!
自分自身で実験をしてみようと!
そしてゴクリと飲み干した!
すごい効き目!実験は大成功です!



・・・・・・詰んだーー!!!



ヒトヒトの実の力で人間とトナカイのハーフみたいになってたのが
ただのトナカイに戻ってしもた!
ただのトナカイだから、いくらその薬の効き目を確認できたところで
その薬を人に勧めることも出来ない。
なにせもう人間語は話せないからね。
そして人間みたいな手先の器用さもなくなるから
新たに薬を作ることも出来なくなる。
もう出来る事といったら、在庫のランブルボール食って
ムダにデカいだけのトナカイになることぐらいだ。
それも食いつくしたら終わりだ。
もうタダのトナカイとして生きていくしかない。
頭も人間ほどの高い知能は無くなっているので
医学の知識もすっかり無くなってしまう。
そしてそれよりも大事な、
ルフィさん達との楽しい旅の思い出もほとんど忘れてしまう。
くれはにお世話になったことも。
ヒルルクに海に出ろと言われて海に出たことも。
すべて忘れている。
動物の本能的なもので、ルフィさんたちに会ったことがあることぐらいは
覚えているかも知れない。
犬や猫などのペットが飼い主のことは忘れないのと同じで
わたあめ大好きペットのトナカイさんは
ルフィさんの事自体は覚えているかも知れない。
旅の詳細は忘れていても、敵ではないということは覚えている。
しかしその飼い主について船に載ろうとしても、クルーたちに止められる。
そこにいるのは、チョッパーではなく、ただのトナカイだからだ。
単なる野生動物だからだ。
道に迷って山から出てきたトナカイが
間違って船に乗り込もうとしているだけだからだ。
チョッパーがいなくなったことを、当然クルーたちは気にかける。
しばらく待ってはくれる。
しかし、みんなが知ってる「あのチョッパー」はもういない。
どれだけ待っても来ることはない。
・・・いや、来てはいる。「あのチョッパー」だった生き物が。
でもハタからは、さまよいトナカイが、
船に乗ろうとしてきただけにしか見えない。
ログがたまったら、もう出発しないといけない。
海軍の追手もある。いつまでも長居はしていられない。
だから出発する。待つだけ待っても来ない「あの医者」を置いて。
かつてアラバスタで船に来ないビビを待ったけど
結局載せることなく出発した時と同じように。
そして1匹残されたトナカイは、
他のトナカイたちに避けられながら生きていく。
鼻が青いとバカにされ、どの群れにも入れてもらえず、
たった1匹、死ぬまで、たった1匹で。

そんな感じの展開どうかな。

・・・・・悲しいわ!
何その切ない話。
もっと幸せになってくれや頼むわ。

●そうそう、ワンピース界の医者と言えば他にも、
サブキャラだけど重要な人がいますね。
ウソップの村にいた、カヤお嬢様。
医者になれるのか、ウソップと再会できるのか、
そのへんがどう描かれるかが見ものです。

どうなるのかって?
もちろん立派な医者になりますよ。
そして新薬を開発します。
飲んだら性転換が出来る薬を。
それを持ってカマバッカ王国に行って、
女になりたい男たちに薬を売りつけて大金持ちになります。

・・・金目当てになっとる!!

いや、そんなんで医者目指したんと違うねん。
ウソップさんが傷ついて帰ってきても
すぐ治療してあげられるようにと
ケナゲな気持ちでやっとんねん。

んで、最後は、自分で薬を飲んで、性転換します。
そんな、佐藤かやお嬢様のお話。

●・・・あ、そうだ、上のチョッパーの話が現実になったとして、
でも医者となった佐藤かやお嬢様がいれば、人間に戻れるな。
・・・ん、佐藤いらんの? んで、あれ「かよ」なの? ああそう。
カヤお嬢様がいれば、人間に戻れるな。

どうするかと言いますと、
まずそのチョッパーだったトナカイの首を切断します。

・・・グロい!グロいよ!なんだそのグロいの!

そして、そのへんのおっさんの、腹の所で切断します。

・・・またグロい!何このグログロの実!
んで、訳もわからずいきなり切断されるおっさんかわいそう!

そして、トナカイの下半身の上に、
おっさんの上半身を乗せて縫いあわせるのです。
そうすれば、一見人間っぽい、新チョッパーの出来上がり!

日本直販のテレホンショッピングで
ひじひざサポーター買っちゃう!
なんやねんその、M-1グランプリ2010の
笑い飯のネタみたいな生き物!!
そんなつなぎ方したひとつなぎの大秘宝いらんねん!!